こちらのモデルは現在販売終了となっています。
最新のNECのノートパソコンはこちら⇒NECのBTOノートパソコン
NEC ダイレクト様から最新の2014年夏モデルのLaVie G タイプZ IGZO液晶モデルをお借りしましたので、
レビューしたいと思います。
NECダイレクト様のホームページはこちら
LaVie G タイプZにはIGZO液晶を搭載したモデルとIPS液晶を搭載したモデルが販売されています。
このページではIGZO液晶を搭載したモデルを紹介しています。
NEC LaVie G タイプZ IGZO液晶モデルのスペック
機種名 | NEC LaVie タイプZ IGZO液晶搭載モデル |
価格 | 167,800円(税別)? レビュー機のスペックの場合(8月4日現在) |
OS | Windows 8.1 64ビット |
CPU | インテル Core i7-4510U プロセッサー (2.0GHz/2コア/4スレッド) |
メモリ | 4GB |
記憶装置 | 256GB SSD (標準構成は128GB SSD) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3型ワイド LED IGZO液晶 (広視野角・高色純度・ノングレア) (WQHD) (2560×1440ドット) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 4400 |
重量 | 789g (実測値) |
バッテリー駆動時間 | 約9.2時間 (カタログ値)(JEITA測定法 Ver.1.0) |
今回のレビュー機ではSSDの容量がカスタマイズされて256GBになっていました。
※掲載しているスペックはレビュー機のスペックとなりますので、変更になる場合もありますので、
ご購入の際にはメーカーサイトにて最新の情報をご確認ください。
商品の詳細はこちら⇒NEC LaVie G タイプ Z
NEC LaVie G タイプZ IGZO液晶モデルのレビュー
【世界最軽量ボディ】
NEC LaVie G タイプZ IGZO液晶モデルの最大の特徴は、極限まで軽さを追及した
789g(実測値)という驚異的な軽さです。
パーツの一つ一つを少しでも軽くしようと開発を重ねたそうですが、他のメーカーでは
真似ができないほどの軽さとなっています。
実際に手に持ってみると、モックアップではないか?と勘違いしてしまうほど本当に軽いです。
これほど軽ければ、カバンの中に入れて持ち歩くことも全く苦にならないと言えます。
【超高解像度のIGZO液晶を搭載】
LaVie G タイプZ IGZO液晶モデルのもう一つの特徴はその名の通り、省エネ効果の高いといわれる
IGZO液晶を搭載している点です。
解像度が非常に高く2560×1440ドットのWQHD液晶となっていますので、表示される文字などが
非常に滑らかでWebサイトの閲覧や事務作業なとが非常に快適に行えます。
IPS液晶モデルとフルHDムービーを見比べて見た結果ではやや色潰れしてしまう部分もありましたが、
デジカメ写真や最新の4Kカメラなどの映像は細部まで非常にきれいに再現することができました。
表面は非光沢処理となっていますので、映り込みを気にせずにどこでも使うことができます。
【キーボード&タッチパッド】
キーボードはアイソレーションタイプのキーボードです。テンキーはありません。
キーピッチは18mmほどで標準的なノートパソコンよりはわずかに短めですが、ほとんど変わりません。
ストロークはやや短めで、スイッチの感じも薄いUltrabook特有のキーボードとなっています。
タイピングがしづらいわけではありませんが、打ちやすいキーボードとも言いづらいキーボードという印象です。
バックライトは搭載されていません。
タッチパッドはごく普通のタッチパッドで使いやすいですし、タイピング中に掌が触れてしまうこともなくて
問題なく使えるタッチパッドです。
【インターフェイス】
左側面にはSDカードスロット。
右側面には電源ポートとHDMI、USB3.0ポート、ヘッドホン出力ポートが搭載されています。
インターフェイスは必要最小限となっていまして、有線LAN接続やD-Sub出力には専用の
アダプターが同梱されていますので、そちらで行うことができます。
とても薄くて軽いつくりとなっていますが、インターフェイスはUltrabookの中でも標準的な構成と
なっていますので、不自由することはなさそうです。
【ベンチマーク】
各種ベンチマークテストを行い、パソコンの性能を測定しました。
エクスペリエンスインディックス
※Windows 8.1になってから、Windowsエクスペリエンスインディックスが表示されなくなりましたので、
フリーソフトの「WIN SCORE SHARE」を使って表示しています。
PC Mark 7
PC Mark 7はパソコンの総合的な性能を数値化するベンチマークソフトです。
PC Mark 7のスコアは4615で、ノートパソコンのスコアの中では高い数値となっています。
SSDのデータ読み書き速度がスコアアップにつながっていると思われます。
CrystalDiskMark
CrystalDiskMarkはストレージの読み書き速度を計測するベンチマークです。
こちらのモデルでは256GB SSDを搭載していますので、非常に高速なデータの読み書き速度となっています。
通常のHDDですSeq Readが90ほどのスコアですので、どれだけ早いかがお分かりいただけると思います。
CINEBENCH
CINEBENCHはCPUの性能を数値化するベンチマークソフトです。
CINEBENCHのスコアは261という数値でした。
同時にお借りしたIPS液晶モデルにはCore i5プロセッサーが搭載されていましたが、
そちらは245でしたので、Core i7のほうが確実に性能が高いことがわかります。
NEC LaVie G タイプZ IGZO液晶モデル レビュー まとめ
実測789gという軽い重量と2560×1440ドットという超高解像度に本当に驚くモバイルノートパソコンです。
789gというと500mlのペットボトルが1本半ぐらいですから、カバンの中に入れておいても楽々持ち運ぶ
ことができます。
ディスプレイのほうは非光沢の超高解像度液晶ということで、とても高精細できれいな液晶なのですが、
動画ですと、4K映像など超高解像度液晶に合った動画でないと魅力が生かせない部分もあり、
今後、環境が整えば魅力がさらに発揮できるのか?という印象を受けました。
WebサイトやOfficeソフトの文字などはとてもクッキリハッキリ見ることができますし、非光沢液晶なので
映り込みを気にせず作業に集中することができますので、外出先での事務作業などにもとても向いている
のではないでしょうか?
デザインもブラックを基調としたシンプルがデザインとなっていますので、ビジネス用としても使えそうです。
今回はIPS液晶モデルとIGZO液晶モデルを同時に見てみましたが、フルHD動画などの動画視聴が
多いならIPS液晶モデルが、ビジネスユーズが多いならIGZO液晶搭載モデルがおすすめと感じました。
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