DELL Alienware X14の特徴
DELL Alienware X14はDELL(デル)から発売されている14インチゲーミングノートパソコンです。
高性能なスペックとゲーミングPCらしいデザインが魅力で、重量も軽いので外出先への持ち運びもできて、これ1台でなんでもこなせる14インチノートパソコンとなっています。
DELL Alienware X14 レビュー機のスペック
今回お借りしたAlienware X14のスペックを紹介します。
Alienware X14は、「GeForce RTX3050Tiグラフィックス」と「GeForce RTX3060グラフィックス」を搭載したモデルが販売されていますが、レビュー機は「GeForce RTX3060グラフィックス」を搭載したモデルです。
また、メモリは32GB、ストレージは最大2TB NMVe SSDを搭載したモデルも販売されています。
GeForce RTX3060グラフィックスを搭載したモデルなら幅広いゲームを楽しむことが出来るスペックとなっていますので、32GBメモリと1TB以上の大容量ストレージを搭載したもモデルが理想と言えますね。
レビュー機 | DELL Alienware X14 R1 |
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価格 | 販売価格 247,980円(税込・送料無料) ~ |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7-12700H プロセッサー |
メモリ | 16GB LPDDR5-5200MHz |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe M.2 SSD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX3060 6GB GDDR6 |
ディスプレイ | 14.0インチ ディスプレイ Full HD (1920X1080) 144Hz |
光学ドライブ | なし |
質量 | 約 1.672kg (実測値) |
DELL Alienware X14のレビュー
それではDELL Alienware X14を実際に使ってみた感想を書いていきたいと思います。
外観・デザイン
アルミ素材を使った筐体はホワイトのカラーに統一された、スタイリッシュなデザインとなっています。
底面もホワイトでハニカム模様の大きめのスリットが配置されています。
天板にはイルミネーションの内蔵されたAlienwareロゴがあしらわれています。
ディスプレイヒンジは本体の奥からやや手前側に配置されていて、背面側には大きめのヒートシンクが搭載されていて、冷却効果を高めています。
全体的に吸排気口にはハニカム模様があしらわれているのが特徴的です。
インターフェース
インターフェースは左右側面には無く、背面側に集中しています。
背面側に配置することによって接続されたケーブルがマウス操作などの邪魔にならないというメリットがありますが、抜き差しするときにはディスプレイの裏側をのぞき込まなければならないので、持ち運びなどで頻繁に抜き差しする方には少し煩わしいと感じるときがあるかもしれません。
左右側面にインターフェースが無いのでボディが非常に薄くなっているのは魅力的なポイントではないでしょうか。
キーボード&タッチパッド
キーボード面には肌触りの優しいシリコンのようなコーティングがされています。こういったところもしっかりとこだわられていて、使いやすいノートパソコンとなっている印象を受けます。
キーボードはAlienware FX」というゲーム用に最適化されたテンキーレスキーボードが搭載されています。
コンパクトな14インチノートパソコンですが、ゲームをしっかりと楽しめるようにキーピッチは一般的なキーボードと同様の19mmになっているのでブラインドタッチやゲームの操作も戸惑うことなくできます。
キーの配置では右側の「Shiftキー」や「Enterキー」のさらに右側に音声系のワンタッチボタンが配置されているので、最初は少々戸惑いますが慣れれば全く問題ないでしょう。
、とフルカラーRGBバックライトが搭載されていて、好みのカラーや点灯方法に変更することが出来ます。
タッチパッドは14インチだからかやや小さめとなっています。
ディスプレイ
ディスプレイは14.0インチのフルHD画質(1920×1080ドット)となっています。144hzリフレッシュレートに対応したディスプレイなので、FPSゲームなどの動きの速いゲームも快適に楽しむことが出来ます。
実際にAPEXをプレイしてみましたが、敵がブレないのでエイムしやすかったです。
ディスプレイの開き具合はもう少し開くと様々な場所で使うモバイルノートパソコンとしては便利かと思います。
アプリケーション
Alienwareには「Alienware Command Center」という専用のアプリケーションソフトが搭載されていて、イルミネーションのカスタマイズや、CPUやグラフィックチップの温度やファンの回転数などを見ることが出来ます。
トップカバーのイルミネーションや
キーボードも変更できます。
パソコンの状態も詳しく知ることが出来るようになっています。
DELL Alienware X14の性能
Alienware X14をベンチマークソフトを使ってみていきたいと思います。
CINEBENCH
CINEBENCHはCPUの処理性能をチェックするベンチマークソフトです。
CPUは第12世代の「インテル Core i7-12700H プロセッサー」という非常に高性能なPコア6、Eコア8の合計14コア/20スレッドで、ブースト時最大4.70GHzという非常に高性能なCPUが搭載されています。
CINEBENCHのスコアはシングル「1673」、マルチ「14090」という非常に高いスコアとなっていて、処理性能の高さがわかります。
ゲームだけでなく動画編集などの重いアプリケーションなども快適な高性能なCPUと言えます。
CrystaldiskMark
CrystalDiskMarkはストレージの読み書き速度を計測するベンチマークソフトです。
ストレージは512GBのPCIe NVMe SSDが搭載されていて、読み込み最大7000MB/Sという驚きの速度となっています。Windowsやゲームなどのアプリケーションの立ち上げにはストレージの読み書き速度が重要となってきますので、読み込み速度の速さは快適さに直結する性能です。
非常に読み書き速度が速くてサクサクと軽快に操作することが出来ることがわかります。
FF14ベンチマーク
ゲーム用のベンチマークソフトもテストしてみました。
FF14は最近の高性能なCPU内蔵グラフィックスでもそれなりにプレイできるゲームとなっていますので、GeForce RTX3060グラフィックスを搭載したAlienware X14なら最高画質設定でも余裕のスコアとなります。
原神
ゲーミングノートパソコンで出張先などで原神をプレイしたい方も多いと思いますが、推奨スペックもクリアしていますので高画質設定でも快適に遊べます。
原神は60Hzまでしか設定がありませんので、このスペックなら快適にたのしめますね。
APEX
APEXも今のゲーミングノートパソコンにとっては重いゲームではありませんが、画質設定をやや高設定にしても130~144FPSをしっかりと出していたので快適に楽しめるスペックと言えます。
ちなみAPEXの方も高画質設定でも144Hz出すことができて快適に楽しむことができました。
DELL Alienware x14 レビュー まとめ
DELL Alienware X14はどこにでも気軽に持ち運んでゲームを楽しむことが出来る軽量でスリムな14インチゲーミングノートパソコンです。
搭載されているスペックはデスクトップPCにも劣らない非常に高性能なスペックとなっていて、幅広いゲームを快適に楽しむことが出来る高性能なゲーミングノートパソコンです。
フルカラーLEDを搭載するイルミネーションやバックライトは気分や好みで色や点灯方法を変えられるようになっていて、ゲーミングPCらしいデザインを楽しむことが出来ます。
実際にAPEXや原神などのゲームをプレイしてみましたが、普段デスクトップPCでプレイしているときと同様に快適に楽しむことが出来ました。キーボードの配置やストロークの短さは少し慣れる必要がありますが、性能面では心配することもなく楽しめます。
14インチのディスプレイは13インチと15インチのいい所をとった丁度いいサイズのノートパソコンで、高性能なスペックと機能性を搭載していながら本体重量は約1.7kg弱に抑えられているので、外出先や出張先に持ち運んで使うこともできますし、モニターが小さいと感じれば自宅では外部モニターをつなげてデスクトップPCとして使うこともできるので、これ1台でどこでも快適にゲームも作業も楽しむことが出来るモデルではないかと思います。
これ1台でもなんでもこなしたいというゲーマーの方に非常におすすめのゲーミングノートパソコンと感じました。
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