高性能でコスパの高い15インチゲーミングノートPCの「DELL G15 (5520)」をお借りしたので、レビューをしていきたいと思います。
DELL G15 (5520)の特徴
DELL G15 ゲーミングノートは、DELLのAlienwareシリーズとは別にコストパフォーマンスの高いゲーミングノートパソコンを販売しているシリーズで、高性能なスペックとお求めやすい価格が魅力の15インチゲーミングノートパソコンです。
DELL G15 ゲーミングノートPCには、高画質なディスプレイと4ゾーンRGBバックライト付きキーボードを搭載した「SpecialEdition」も販売されていますが、レビュー機はベーシックモデルの「DELL G15」となります。
レビュー機 DELL G15 (5520)のスペック
レビュー機 | DELL G15 (5520) プラチナ |
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価格 | 販売価格 174,980円(税込・送料無料) ~ |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7-12650H プロセッサー |
メモリ | 16GB DDR5-4800MHz |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe M.2 SSD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX3060 6GB GDDR6 |
ディスプレイ | 15.6インチ ディスプレイ Full HD (1920X1080) 165Hz |
光学ドライブ | なし |
質量 | 最小 2.519kg |
DELL G15 ノートパソコン (5520)のレビュー
実際に手に取って使ってみた感想をレビューしていきたいと思います。
デザイン
DELL G15ゲーミングノートは3つのカラーバリエーションと「Special Edition」のブラックの合計4つのカラーバリエーションから選択が可能です。
レビュー機は「ファントムグレー」というカラーで、細かい斑点模様がついたグレーのボディとなっています。外装の材質はプラスティックとなっています。
天板には細かい斑点模様と、細かい溝のあるデザインがあしらわれています。
ディスプレイのヒンジはやや手前側で背面側に冷却用のヒートシンクとインターフェースが搭載されています。
底面側には大きな通気口が設けられていて、冷却効率が高くなっているのがポイントです。
ディスプレイ
ディスプレイは1920×1080ドットのフルHD非光沢ディスプレイで、165Hzリフレッシュレートに対応しています。
DELL G15の前にレビューしたゲーミングノートパソコンが「Alienware X14」だったのですが、15.6インチはやはりゲームしやすいと感じました。
個人的には解像度も15.6インチをゲームで使うなら高解像度にするよりもフルHD画質で、リフレッシュレートが上がっている方がやりやすいと思っています。そういった意味ではゲームを楽しむのにぴったりのディスプレイだと感じました。
ディスプレイを最大に開いた状態です。
キーボード&タッチパッド
キーボードはテンキー搭載のアイソレーションキーボードが搭載されています。テンキーが搭載されているので、Excelなどの事務作業が効率よくできます。
ストロークはノートパソコンなので短いですが、キーピッチは標準的なノートパソコンと同様となっています。キーに
よっては小さかった位置が違う場所もありますが、慣れれば問題ないと思います。
キーボードにはホワイトLEDバックライトが搭載されています。「Special Edition」の中には4ゾーンRGBバックライト付きキーボードを選べるモデルも用意されていますが英語キーボードになるようです。
タッチパッドはパームレストと一体感のあるデザインとなっています。操作感は標準的なタッチパッドとなっています。
インターフェース
インターフェースは左右側面と背面側に振り分けられています。ケーブルがマウス操作の邪魔になるので有線LANは左側面、HDMIは背面側になっているのは使いやすいのではないかと思いました。
デスクトップPCのように使いたい方にはUSB Type-Cドックなどを背面側に刺せばさらに周辺機器をつなげることができるのでおすすめです。
無線LANは最新のWi-Fi6に対応しているので安定した接続が可能となります。
電源アダプタ
電源アダプタは結構大きめサイズで気軽に持ち運ぶのは難しそうです。
電源アダプタの容量は240Wでノートパソコン用としては大容量になっています。
ベンチマークテスト
DELL G15 5520の性能をベンチマークテストでチェックしてみたいと思います。
CINEBENCH
CINEBENCHはCPUの性能を計測するベンチマークテストです。
レビュー機のDELL G15 5520は「Core i7-12650H」を搭載しています。CINEBENCHのスコアは「マルチ 13203」、「シングル 1714」という高いスコアとなっています。
ラインナップにはCore i7-12700Hプロセッサーを搭載したモデルも販売されておりそちらのほうがコアの数も多く高性能となりますが、Core i7-12650Hプロセッサーも十分高性能で、快適にゲームを楽しむことができる性能といえるのではないでしょうか。
Crystaldiskmark
CrystalDiskMarkはストレージの読み書き速度を計測するベンチマークテストです。
ストレージは512GB PCIe NVMe M.2 SSDということで、非常に高速な読み書き速度となっています。
FF14ベンチマーク
これだけの性能が搭載されていればファイナルファンタジー14も最高設定で楽々プレイできます。
3DMark
グラフィック性能を測定するベンチマークテストの「3DMark」です。
DELL G15 5520を使った感想
ノートパソコンの中でも一番スタンダードなサイズの15.6インチというディスプレイを搭載しているので、ゲームも普段使いにも快適に使えるノートパソコンとなっています。
ゲームを楽しむのに申し分のないスペックでAPEXや原神なども快適に楽しむことができました。
ディスプレイはフルHD画質ですが165Hzリフレッシュレートに対応しているので、FPSゲームなどは非常に快適です。APEXでは高画質設定で100fpsほど出て、これでも十分楽しめますが画質を少し落とすことで165fpsで楽しむこともできますので、お好みで楽しめそうです。
ゲーミングノートパソコンはゲーム中など負荷が高くなってくると、冷却ファンの音が結構大きくなりますが、他のゲーミングノートパソコンと比較してもファンの音は静かな印象を受けました。冷却機構がしっかりしていると思います。
キーボードはデスクトップ用のゲーミングキーボードと比較してしまうと打ちづらさはありますが、少しやっていると使いづらさはあまり感じなくなりました。
本体と電源アダプタを含めると重量は結構重くなりますので、気軽に外出先へ持ち運ぶのは難しいかもしれません。車での移動がメインでしたら十分持ち運び可能だと思います。
15インチノートパソコンの中でもコスパが高いのが特徴の「DELL G15 5520」ですが、幅広いゲームを快適に楽しめる高性能なスペックが搭載されていながら、20万円以下で購入できるのはとてもうれしいポイントですね。
これ1台でなんでもこなしたい方や、外出先や出張先でもゲームや動画編集などを楽しみたい方に非常におすすめの15.6インチゲーミングノートパソコンではないかと思いました。
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