DELL G16 7630の特徴
DELL(デル)の16インチのゲーミングノートパソコン「DELL G16 7630」をお借りしましたので、実機レビューしていきたいと思います。
DELL G16 7630は、16:10アスペクト比を採用した16インチという新しいディスプレイサイズを採用した、これからのスタンダードサイズとなりそうなゲーミングノートパソコンです。
最新の高性能なスペックはもちろんですが、機能面でもゲームを快適に楽しめるように考えられているのが特徴です。
DELL G16 7630のレビュー
デザイン
ボディはホワイトとブラックのツートンカラーとなっています。
天板はホワイトのカラーが採用されていて、ディスプレイヒンジ部分はブラックとなっています。
底面も統一感のあるホワイトで、大きめの通気口としっかりとしたゴム足が設けられています。
ディスプレイヒンジを少し手前に設置することで背面側にしっかりとしたヒートシンクを設置して、冷却の効率を上げているが特徴的です。
ディスプレイ
ディスプレイは16インチという新しい規格のサイズが採用されていて、解像度は2560×1600ドットの16:10アスペクト比を採用したディスプレイとなっています。
解像度が高いので、画質が非常に良くて、さらに165Hzリフレッシュレートに対応しているので、動きの速いゲームも滑らかな映像で快適に楽しむことが出来ます。
またsRGB100%という色域の広いディスプレイとなっているので、自然な色表現が求められる現場などにもおすすめですね。
キーボード&タッチパッド
キーボードはテンキーレスのRGBバックライトが搭載された、とてもうち心地の良いキーボードが搭載されています。
先日レビュー記事を上げた「DELL G15 5530」のキーボードよりもワンランク上のゲーム用にも快適に使えるキーボードとなっています。
Enterキーの右側にはマイクやサウンド調節のショートカットキーが設けられていて、ボイスチャットを使ったオンラインゲームや配信なども快適に楽しめるようになっています。
RGBバックライトは1ゾーンで、専用のアプリケーションソフトを使用して色あいや点灯方法などをカスタマイズすることが出来ます。
「Alienware Command Center」というアプリケーションソフトを使ってバックライトのカラーを調整します。
タッチパッドはスタンダードなInspironシリーズのように大きなタッチパッドではなく、小さめのタッチパッドでしたが、使い心地は悪くなかったです。
インターフェース
DELL G16 7630のインターフェースは充実しています。
インターフェースは左右側面と背面側に設けられていて、有線LANポートや高速通信が可能なType-Cポートなどが搭載されています。外部映像出力もHDMI2.1対応となっているので、8K60FPSまで対応となっています。
高性能なグラフィックスカードと最新のポート類を搭載しているので、高画質な外部モニターやマルチディスプレイ構成を考えている方にも対応できるノートパソコンとなっています。
電源アダプタ
電源アダプターは330Wという大容量で大きな電源アダプターとなっています。
高性能なCPUとグラフィックカードが搭載されているので、電源アダプタの大きさはしょうがないですね。
レビュー機のスペック
レビュー機 | DELL G16 7630 Core i9+RTX4070搭載モデル |
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価格 | 販売価格 271,980円(記事執筆時点) ~ |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i9-13900HX プロセッサー 24コア、最大5.40GHz |
メモリ | 16GB LPDDR5-4800MHz |
ストレージ | 1TB PCIe NVMe M.2 SSD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX4070 8GB グラフィックス |
ディスプレイ | 16.0インチ QHD+(2560×1600ドット)、sRGB100%、G-SYNC+DDS |
光学ドライブ | なし |
質量 | 約 2.99kg |
レビュー機のスペックのほかにも、Core i7-13650HXとGeForce RTX4060グラフィックスを搭載したミドルグレードのモデルも販売されています。
実際に使ってみた感想
DELL G16 7630は、Core i9-13900HXという非常に高性能なCPUと、GeForce RTX4070グラフィックスという、どちらも最新の高性能なスペックを搭載しているのが特徴の16インチゲーミングノートパソコンです。
ディスプレイは従来のスタンダードノートパソコンの15.6インチディスプレイよりも少し大きくなった16:10アスペクト比を採用した16インチディスプレイを搭載したモデルで、2560×1600ドットという高解像度の液晶を搭載しているので映像がとにかくキレイな印象を受けるモデルです。
基本スペックは非常に高いので、普段使いでは全くストレスなく操作することが出来て、ゲームや負荷の高いアプリケーションを使うときには「Gキー(F9)」を押すことで、瞬時にファンの回転数を最大にして、冷却効率を高めることが出来る機能が搭載されています。
最新のオンラインゲーム「BLUEPROTOCOL」も高画質設定で快適に楽しむことが出来ます。
APEXも2560×1600ドットで非常に画質がキレイで、高画質設定でも110FPSぐらい出すことが出来るようでしたが、ディスプレイは165Hz対応のディスプレイですので、画質設定は少し落として165FPS出すのも良さそうです。
Gキーモード中はファンの回転が100%になるのでファンの音が結構うるさくなります。静かな図書館などで使うときには少しうるさく感じると思います。
DELL G16 7630は基本スペックが非常に高くてディスプレイも非常にキレイなのですが、キーボードが非常にタイピングがしやすいのも魅力的なポイントです。
RGBバックライトが搭載されていて、ゲーミングキーボードのような雰囲気も演出してくれますし、キーの質感というかうち心地がとてもよくて、FPSゲームも快適にたのしめるキーボードとなっています。
現在のDELL Gシリーズのラインナップには従来どおりの15.6インチディスプレイを採用した「DELL G15 5530」と、今回のレビュー機の「DELL G16 7630」が販売されているのですが、ディスプレイとキーボードの良さを見たら絶対にDELL G16 7630の方がおすすめだと感じます。
DELL G16 7630にもCore i7-13650HXを搭載した先日レビューした「DELL G15 5530」とほぼ同じスペックのモデルが販売されていて、値差は1万円ほどとなっていますが、良いキーボードと高解像度のディスプレイが搭載されていることを考えれば、1万円の価値はあると思います。
これからスタンダードサイズのゲーミングノートパソコンを買いたいと考えている方には、コストパフォーマンスの高さも含めて非常におすすめの1台です。
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