13.3インチのモバイルノートパソコンの中では飛びぬけて軽く作られている嘘のように軽い13.3インチのモバイルノートパソコンの「富士通 LIFEBOOK WU2/B1」と「NEC LAVIE Direct HZ」、買うならどちらが良いか2機種を比較してみました。
スペックを比較
まずはスペックを表にして比較していみます。どちらもBTOモデルですが基本モデルが異なるので、ちかいスペクのモデルで比較しました。構成や価格は記事掲載時のものとなります。
機種名 | カスタムモデル LIFEBOOK WU2/B1 2017年1月モデル |
NEC LAVIE Direct HZ 2017年春モデル |
価格 | クーポン適用価格 144,979円? |
NEC Direct価格 141,800円? |
OS | Windows 10 Home 64ビット版 | |
CPU | インテル® Core™ i5-7200U プロセッサー (2コア/4スレッド/2.50-3.10GHz) | インテル® Core™ i3-7100U プロセッサー (2コア/4スレッド/2.40) |
メモリ | 4GB | ?4GB |
ストレージ | 128GB SSD | |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵) | |
ディスプレイ | 13.3型ワイド フルHD(1920×1080) タッチ非対応 ノングレア液晶 | ?13.3型ワイド フルHD(1920×1080) IPS液晶 タッチパネル |
光学ドライブ | なし | |
Office | オプション | |
セキュリティ | マカフィー リブセーフ 3年版 | |
バッテリー駆動時間 | 約8.3?17.0時間(JEITA2.0) | 約6.6時間 |
本体質量 | 約787?916g | 約769g |
サイズ | 横309×奥行212.5×高さ15.5mm | 横305×奥行205×高さ16.9mm |
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軽さやコンパクトさで比較
このふたつのモデルを検討している方は、この圧倒的な軽さを重視している方だとおもいますので、まずは軽さの比較からしていきたいと思います。
まず富士通 LIFEBOOK WU2/B1の方ですが、内蔵バッテリーパックを標準の2セル 25Whだと約787g、カスタマイズで4セル 50Whにすると約916gです。LAVIE Direct HZはバッテリーパックのカスタマイズは出来ませんが769gという非常に軽量なボディに仕上がっています。
サイズはLAVIE Direct HZが小さく、薄さはLIFEBOOK WU2/B1が薄いという具合にどちらも譲りません。
軽さを求めるならLAVIE Direct HZに軍配があがりますね。
重量の差はバッテリーパックが影響しているようですが、バッテリー駆動時間はLAVIE Direct HZは約6.6時間、LIFEBOOK WU2/B1の方はバッテリーパックやCPUなどで記載が違うのですが、8.3時間から最大では17.3時間という長時間駆動となっていますので、重量をすこし犠牲にしてもバッテリー駆動時間を長くしたい方にはLIFEBOOK WU2/B1がおすすめとなります。
スペックで比較
どちらのモデルも第7世代のインテルCoreプロセッサーを搭載したモデルですが、LIFEBOOK WU2/B1はCore i5-7200Uプロセッサー、LAVIE Direct HZはCore i3プロセッサーが搭載されていて、処理性能に違いがあります。どちらも2コア4スレッドですがCore i5-7200Uプロセッサーは動作周波数が通常は2.50GHzで必要時には3.10GHzまで上げられるのに対して、Core i3-7100Uにはターボブースト機能がないため、いつも2.40GHzの動作周波数となる点が違います。
普段の動作でどう違うというのははっきり言いづらいですが、ファイルの圧縮や動画を編集したりと普段よりも負荷の高い作業をしたときにはCore i5の方が速く作業をすることができます。
LAVIE Direct HZシリーズにはCore i7プロセッサーを搭載したモデルもラインナップされていますし、Core i3モデルをカスタマイズでCore i5プロセッサーにすることも出来ます。LIFEBOOK WU2/B1のほうもCore i7プロセッサーまで搭載可能となっています。
その他のスペックはメモリ、ストレージ共に同じ4GBメモリ、128GB SSDが搭載されています。グラフィックスはCPU内蔵のインテルHDグラフィックス620が採用されています。
ディスプレイでの比較
ディスプレイはどちらもフルHD画質の液晶が搭載されていますが、LIFEBOOK WU2/B1はノングレアでタッチ非対応。LAVIE Direct HZはIPS液晶でタッチパネルが搭載された液晶となっています。
そして、LAVIE Direct HZはディスプレイを360度回転させてタブレットのように使うことができる2in1ノートパソコンですすからシーンに合わせて形を変えて使うことができる点は非常に魅力的だと思います。
一方ノングレア液晶は映り込みが少なくてシーンを選ばず見やすい液晶となっています。
こちらは人によって好みが分かれそうですが、個人的にはIPS液晶でタブレットのように使えるLAVIE Direct HZの液晶が良いですね。
その他の機能を比較
その他の機能としてはインターフェイスがあげられるのですが、どちらも必要最小限のポートを搭載しながら最新のUSB3.1 Type-Cポートに対応したインターフェイスとなっています。
本体のカラーバリエーションですが、LIFEBOOK WU2/B1はピクトブラックとサテンレッドの2色のカラーバリエーションがありますが、LAVIE Direct HZの方は、メテオグレーとなります。
まとめ
どちらも非常に個性のあるモデルだと思いますが、同じ超軽量モデルでも若干方向性が違うモデルとなっています。
富士通のLIFEBOOK WU2/B1は、モバイルノートパソコン本来の機能に軽さとバッテリー駆動時間を長時間にしているという特徴がありますので、軽さと外出先でバリバリ使えるバッテリー駆動時間を求める方にはLIFEBOOK WU2/B1がおすすめですし、NEC LAVIE Direct HZは、モバイルノートパソコン本来の機能に軽さと、シーンに合わせてタブレットのように使うことができるのが特徴ですから、いつも気軽に持ち運んでシーンに合わせて形状を変えて使えるモバイルノートパソコンをお求めの方にはLAVIE Direct HZがおすすめと言えると思います。
どちらもカスタマイズ幅が広いモデルですので、さらに使い方に合わせてカスタムすれば自分にピッタリのモバイルノートパソコンとなってくれると思います。
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