DELLの軽量・コンパクトなモバイルノートパソコン「DELL Inspiron 13 5000シリーズ(5391)」のレビューです。
レビュー機のスペック
まずはレビュー機「DELL Inspiron 13 5000シリーズ(5391)」のスペックをチェックします。
機種名 | DELL Inpiron 13 5000 プラチナ (大容量SSD・MX250搭載 |
価格 | 通常価格 122,980円 クーポン価格 102,073円 ~ レビュー作成時の価格 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-10510U プロセッサー |
メモリ | 8GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
グラフィックス | NVIDIA GeForce MX250 2GB |
ディスプレイ | 13.3-インチ FHD (1920 x 1080) TrueLife LED バックライト 非-タッチ スリム ベゼル WVA ディスプレイ |
光学ドライブ | なし |
質量 | 約 1.18㎏ |
※表示されておりますスペック・価格につきましては記事掲載当時の情報となります。変更になる場合もありますので最新の情報は公式サイトにてご確認をお願いいたします。
DELL Inspiron 13 5000シリーズのレビュー
各部のチェックをしてみます。
デザイン
シンプルなデザインのボディです。
レビュー機は「アイス ライラック」というカラーで、写真ではシルバーに見えますが、実際にはすこしピンクがかったシルバーという感じです。
底面も統一感のあるデザインとなっています。
本体厚みは14.9mmという、とてもスリムなボディとなっています。カバンにも楽々入り持ち運びしやすいですね。
ディスプレイの開き角はそれほど広くないですが、普段使うのには問題ない開き角ですね。
キーボード&タッチパッド
アイスライラックのキーボードにはグレーのキーボードが採用されています。
※プラチナシルバーにはシルバーのキーボードとなっているようです。
薄型のノートパソコンのキーボードはストロークが短くて打ちづらいという印象を持っていましたが、このDELL Inspiron 13 5000シリーズのキーボードはとてもしっくりくる打ち心地で、タイピングがしやすい印象を受けました。この機種の前にレビューしたG5 15やG7 17より打ちやすいのでは?という気さえしました。
このキーボードなら外出先でもストレスなくレポートなどの作業が行えると感じます。
些細なことかもしれませんが、ファンクションキーにロック機能がついているので、ファンクションキーを使って変換する人にも使いやすいです。
タッチパッドは大きめサイズでボタンは一体型です。
縁にダイヤモンドカット加工が施されていて高級感を演出しています。
タッチパッドは感度や動作も使いやすいですね。タイピング中の誤作動もほどんどありません。わざと手のひらが触れるようにタイピングしてみたのですが、それでも誤作動しませんでした。
ディスプレイ
ディスプレイは1920×1080ドットのフルHD液晶が搭載されています。高精細できれいな液晶です。
13.3インチサイズの液晶にフルHD画質ですと表示される文字などが小さくなってしまいますが、Windows 10ではディスプレイの拡大・縮小項目で好みに調節できるようになっています。
推奨は150%ですが、個人的には125%ぐらいが丁度よいとかんじました。
インターフェイス
右側面
左側面
インターフェイスは最小限の構成で、従来のUSBポートは1つ、それ以上使いたい方はUSB Type-Cポートに拡張用のドッグ(別売)を接続することでSDカードや有線LANを接続する仕様になっています。
これは使い方によって評価が分かれるところですが、日常的にUSBマウスやUSBメモリーなどを使いたい方にはドックを接続するのが煩わしく感じるかもしれません。個人的にはUSBポートが2つあればより使いやすいと感じました。
電源アダプター
電源アダプターは小型のものが採用されていました。電源アダプターまでのケーブルは太めです。
Inspiron 13 5000のベンチマークテスト
CINEBENCH
CINEBENCHはCPUの処理速度を計測するベンチマークです。
レビュー機は「インテル Core i7-10510Uプロセッサー」という最新のCPUを搭載していて、スコアは「1440」でした。
CrystalDiskMark
CrystalDiskMarkはストレージの読み書き速度の速さを計測するベンチマークです。
レビュー機にはNVMe SSDが搭載されているので、スコアはとても高く、読み書き速度の速さがうかがえます。
ストレージの読み書き速度が速いとパソコン全体の動作も軽快になります。
ドラゴンクエストX
ファイナルファンタジーXIV
レビュー機には「NVIDIA GeForce MX250グラフィックス」という専用グラフィックスチップが搭載されているので、ゲーム用のベンチマークソフトもテストしてみましたが、スコアはそれほど良くなく「なんとかプレイはできるかな?」というレベルでした。ゲームを楽しみたい方にはゲーム用グラフィックスのGTXやRTXシリーズのグラフィックチップを搭載したモデルがおすすめです。
DELL Inspiron 13 5000 レビュー まとめ
薄型・軽量なボディに最新の「第10世代 インテル Core i7プロセッサー」や専用グラフィックスの「GeForce MX250」、読み書き速度の非常に速い「NVMe SSD」などの高性能なスペックを搭載しており、普段使いからサクサクと使いやすいノートパソコンとなっています。Core i7プロセッサーの処理性能とMX250グラフィックスのグラフィックス性能 で、ゲームや動画編集などもこなすことが出来る性能となっています。
実際に使った印象としては、非常に軽快な動作を体感できて、快適にノートパソコンを使うことが出来ると感じました。キーボードの打ち心地も薄型ノートパソコンとしては良いので、タイピングを多用する方にもおすすめできると感じます。
13.3インチのこのクラスのノートパソコンの中では、1.18kgはとても軽い部類に入りますので、その軽量ボディにこの性能と使いやすさで10万円ほどで買えるのはとても安いと思います。
コストパフォーマンスの面でも非常に優秀ですので、13.3インチノートパソコンを検討している方には是非選択肢に入れてほしいモデルです。とてもおすすめ!
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