最新の第13世代インテルCore i7プロセッサーを搭載した16インチのノートパソコン「DELL Insprion 16 5630」をお借りしましたので、実機レビューをしていきたいと思います。
DELL Inspiron 16 (5630)の特徴
DELL Inspiron 16シリーズは、16:10アスペクト比のディスプレイを搭載した最新規格のスタンダードノートパソコンで、アルミ素材を使った高級感のあるボディや、ホワイトLEDバックライトを搭載した機能性の高さが魅力的なノートパソコンとなっています。
DELL Inspiron 16 5630のレビュー
デザイン
DELLのノートパソコンらしいシンプルでスタイリッシュなデザインのスタンダードノートパソコンです。
ボディはアルミ素材を使ったしっかりとしたボディとなっています。
底面も同様にアルミ素材が使われています。
アルミ素材を使うことで堅牢性も高くなっていて見た目にも高級感を感じられるデザインとなっていると感じます。
ディスプレイ
ディスプレイは16インチサイズで1920×1200ドットのFHD+画質となっています。
「16:10」という従来よりも縦方向に広いディスプレイが採用されているのですが、実際に開いてみると15.6インチのディスプレイよりも数字以上に大きく感じるディスプレイとなっていますね。
ディスプレイを最大まで開いた状態です。ディスプレイを開くとキーボード面がチルトアップする機構で、タイピングしやすくなる工夫がされています。
キーボード&タッチパッド
キーボードはテンキーレスのキーボードで、キーボードの左右にはスピーカーが配置されています。
キーボードにはホワイトLEDバックライトが搭載されていて、薄暗いシーンでも視認性が良くなっています。
キーボードは標準的な配列でソフトな打ち心地のタイピングのしやすいキーボードとなっています。
DELLのノートパソコンはファンクションキーにロック機能が付いているのが魅力的で、音量やディスプレイの明るさなどの機能キーとして使う際にあらかじめロックしておけばFnキーを毎回押さなくても使えるのはうれしいポイントです。
タッチパッドが非常に大きいのが印象的で、タッチパッドを普段使っている方には大きくて使いやすいタッチパッドになっていると思います。
インターフェース
右側面にはSDカードスロット、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、オーディオジャックが搭載されています。
左側面には電源ポート、HDMI 1.4、USB 3.2 Gen1 Type-A、Thunderbolt 4(USB Type-C)が搭載されています。
インターフェースは必要最小限の構成のようですがUSB Type-Aポートが2つ搭載されているので、それほど困るシーンはなさそうです。もっとたくさんインターフェースが必要な方はUSB Type-Cハブという商品がありますので、そちらを使ってインターフェースを拡張することも可能です。
電源アダプタ
電源アダプタはスタンダードな65Wの電源アダプタです。コンパクトなので持ち運ぶ際にも邪魔にならないサイズとなっているのが特徴ですね。
レビュー機のスペック
今回お借りしたレビュー機「DELL Inspiron 16 5630」のスペックを見ていきたいと思います。
レビュー機 | DELL Inspiron 16 5630 |
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価格 | 販売価格 131,997円(記事執筆時点) ~ |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | Core i7-1360P プロセッサー |
メモリ | 16GB LPDDR5-4800MHz |
ストレージ | 1TB PCIe NVMe M.2 SSD |
グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
ディスプレイ | 16.0インチ FHD+ (1920×1200)、非タッチ 250nitsディスプレイ |
光学ドライブ | なし |
質量 | 最小 1.85kg |
スペック面の特徴は最新の「インテル Core i7-1360Pプロセッサー」を搭載している点で、従来のモデルよりも処理性能が高くなっているのが特徴となっています。
メモリやストレージも余裕のある容量となっていて、動画のような大きな容量のデータを扱うようなシーンでも安心となっています。
販売中のモデルでは「Core i5-1335U プロセッサー」を搭載したモデルなども販売されています。
ベンチマーク
レビュー機に搭載されている第13世代インテルCore i7-1360Pプロセッサーは最新の構成のなCPUとなっていて、前世代の「Core i7-1260P」のスコアと比較しても処理性能がアップしていることがわかります。
CINEBENCH
CINEBENCHはCPUの処理性能を数値化するベンチマークテストです。
レビュー機の「Inspiron 16 5630」は、第13世代の「インテル Core i7-1360P」という最新のCPUを搭載していて、従来のモデルよりも処理性能が高くなっています。
スコアは「マルチ 8396」「シングル 1777」という高いスコアとなっていて、以前レビューした「第12世代インテルCore i7-1260P」を搭載したVostoro 5620のスコアと比較してもシングル、マルチ共に高いスコアとなっています
処理性能が高いノートパソコンでは普段の処理がサクサクするのはもちろんですが、動画編集などのエンコード時間も短くなりますので、負荷の高いアプリケーションソフトを使う方に非常におすすめです。
CrystalDiskMark
CrystalDiskMarkはストレージの読み書き速度を計測するベンチマークテストです。
レビュー機に搭載されていたのは1TB NVMe M.2 SSDという読み書き速度の非常に速いSSDで、実際のスコアも非常に高くなっています。
ストレージの速さはパソコンの速さに直結しますので、日々の作業やアプリの起動なども早くてサクサク作業を進めることができるノートパソコンと言えますね。
DELL Inspiron 16 5630 まとめ
16インチという新しいサイズのスタンダードノートパソコンの「DELL Inspiron 16 5630」は、最新のCPUを搭載した処理性能の高いスペックと、16:10アスペクト比を採用した見やすいディスプレイ、ホワイトLEDバックライトが搭載されたタイピングしやすいキーボードなどの機能性を両立したノートパソコンとなっています。
これからのスタンダードサイズになりそうな16インチノートパソコンですが、重量は約1.85kgという従来の15インチノートパソコンよりも軽量なボディとなっているので、持ち運びもしやすくなっています。
処理性能の高いCPUはもちろんですが、容量の大きなメモリとストレージを搭載しているので、自宅でも会社や学校などでも、これ1台でなんでもこなしたい方にとてもおすすめのスペックです。
長く快適に使いたいスタンダードノートパソコンをお求めの方に非常におすすめのモデルです。
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