こちらのモデルは現在販売終了となっています。
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HPからついにゲーム用のノートパソコンが発売されましたので、早速レビューしてみたいと思います。まずは本機「HP OMEN 15-5000」のスペックを見ていきましょう。
HP OMEN 15-5000のスペックあ
機種名 | HP OMEN 15-5000 スタンダードモデル |
価格 | 199,800円?(税別) |
OS | Windows 8.1 Update 64bit |
CPU | インテル Core i7-4710HQ プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD (PCI Express, M.2接続) |
ディスプレイ | 15.6インチワイドフルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® GTX 860M (GDDR5 4GB) |
光学ドライブ | なし |
バッテリー駆動時間 | 約4時間30分 |
質量 | 約2.15kg |
※表示されておりますスペック・価格につきましては記事掲載当時の情報となります。最新の情報は公式サイトにてご確認をお願いいたします。
商品の詳細はこちら⇒HP OMEN 15-5000
HP OMEN 15-5000 レビュー
【デザインとインターフェイス】
まず目を引くのが今までに見たことが無い、とても斬新なデザインです。
そしてゲーミングノートパソコンでありながら本機の厚みは非常に薄くい約15.5mmとなっています。
本体のかたちは標準的なノートパソコンとはまったく違う形となっていて、底面から見ると良くわかりますが、天板から底面に向かって小さくなるデザインとなっています。
底面はメッシュになっていて全体的に吸気しますので、排熱性も考えられたデザインとなっています。
天板はアルマイト加工を施したアルミ素材が使われており、標準的なHPのロゴではなくアルファベットで「HEWLETT-PACKARD」と書かれています。
また天板表面にはトライアングルドットの模様があしらわれています。
ヒンジにはチタンマフラーの焼きのようなブルーのコーティングがしてあり、とてもカッコいいですね。
インターフェイスは背面に集まっており、背面以外では右側面にSDカードスロットが配置されているのみとなっています。
独特なデザイン故に、SDカードスロットにはアクセスしづらく、抜き差しの際には本体を少し持ち上げるなどの工夫が必要となりました。
USB3.0ポート×4、HDMIポート、MiniDisplayPort、ヘッドホン出力が用意されています。USB⇒有線LANポートの変換アダプタが同梱されていますので、有線LANを接続することも可能です。
光学ドライブは搭載されておりませんので、使用される方は外付けドライブなどの対応が必要です。
画像では少し見づらいのですが、両サイドの排気口から見える赤いヒートシンクもカッコよさを演出していますね。
【ディスプレイ】
解像度はフルHD(1920×1080)でタッチ操作に対応したIPS液晶が採用されていて、キメが細かく非常に透明感のある綺麗なディスプレイとなっています。
表面加工は光沢となっていますので、映り込みはありますがその分発色が良くなっていますので、画質の良さにこだわるなら光沢液晶はおすすめで、写真や動画なども細部まで綺麗に表現することができます。
【キーボードとタッチパッド】
キーボードはアイソレーションタイプの標準的なキーボードでテンキーはありません。
薄型のノートパソコンですのでストロークは短めですが、ソフトでしっとりとした打鍵感でタイピングはしやすいように感じます。
タッチパッドは標準的なノートパソコンのタッチパッドよりも広めのタッチパッドで操作がしやすくなっています。
広いタッチパッドですとタイピングの際に手のひらが触れてしまい誤作動を起こしやすいのですが、本機のタッチパッドはそんなことはなく、とても快適にタイピングをすることが出来ますのでとても優秀なタッチパッドとなっています。
テンキーはありませんが、ゲームをプレイする時に使えるプログラマブルキーが左側に搭載されており、専用ソフト「HP OMEN Control」を使用してそれぞれの動作を設定しておくことが可能です。
本機にはイルミネーション機能のついたバックライトが搭載されていまして、同じく「HP OMEN Control」でキーボードをいくつかのエリアごとにお好みの色に変えることができます。
とても沢山の色から選ぶことができますので、その時々の気分で買えて楽しむことが出来るのはとても魅力的ではないでしょうか?
HP OMEN 15-5000の使い心地
私がパソコンを選ぶ際に一番重視する点はディスプレイの画質です。
ディスプレイは人によって好みが違うと思いますが、本機のディスプレイは非常に透明感があり色合いも綺麗で過去にレビューさせていただいた機種の中でも私の中ではNo1と言って良いほど綺麗なディスプレイだと感じました。
動画を見ていても写真を見ていてもインターネットをしていても、ディスプレイに対して不満に思う点は全くありませんでした。
CristalDiskinfoのスコアを見ていただくとわかる通り、M.2規格のSSDは読み書き速度が非常に速いことがわかります。
実際に使ってみてもレスポンスが非常に良く、とくにアプリケーションのインストールやアンインストールなどを高速に行えることに驚きました。
ちなみにWIN SCORE SHAREのスコアは下記の通りです。
WINSCORESHAREではグラフィックスはCPU内蔵のものしか評価されていませんが、実際にはGeForce GTX860Mが搭載さていて、グラフィックス性能はとても高いです。
実際に「バトルフィールド4」というFPSゲームのマルチプレイモードをプレイしてFrapsというソフトでフレーム数をはかってみたところ、標準のビデオ設定(中設定)では平均70FPS出ており、「高」設定でも平均50FPSほどはでておりますので、最高画質でのプレイは厳しいものの、十分快適にプレイすることが出来ると言えるものでした。
ディスプレイも綺麗で普段使いもゲームも快適、さらに本体も薄くて軽量で非常に素晴らしいゲーミングノートパソコンなのですが、光学ドライブが搭載されていない為にレンタルのDVDやCDなどを楽しむことが出来ないのがとても残念ですが、その他の性能は文句のつけようがないとても素晴らしいノートパソコンだと感じました。
光学ドライブが無くても良い方には非常におすすめのゲーミングノートパソコンです。
最終更新日:2015.02.05
コメント
[…] 前モデルの「HP OMEN 15-5000」のレビュー記事も合わせてご覧いただければ、グラフィックスの違いがおわかりいただけるのではないでしょうか? […]