HP Spectre FOlio 13のスペック
機種名 | HP Spectre Folio 13 |
価格 | 169,800円 ? レビュー作成時の販売価格 |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | インテル Core i5-8200Y プロセッサー |
メモリ | 8GB (2666MHz,DDR4) |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe NVMe) |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス 615 |
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD IPS液晶 |
光学ドライブ | なし |
質量 | 約 1.48? |
バッテリー駆動時間 | 最大約19時間 |
※表示されておりますスペック・価格につきましては記事掲載当時の情報となります。
変更になる場合もありますので最新の情報は公式サイトにてご確認をお願いいたします。
商品の詳細はこちら⇒HP Spectre Folio 13
HP Spectre Folio 13のレビュー
HPから発売されている個性的なデザインを纏った13.3インチの2 in 1 ノートパソコンの「HP Spectre Folio 13」のレビューをお届けしたいと思います。
デザイン
本革のカバーが本体になっているという個性的なデザインのノートパソコンとなっています。この本革はレザーの中でも強度・耐久性・通気性が最高ランクとなる「フルグレインレザー」が使われています。
レザーは外装とパームレスト部に使われています。
普通の2 in 1 ノートパソコンに本革のカバーがついているのかと思ったら、革部分も本体の一部に組み込まれている形状となっていました。革部分の取り外しはできないようです。
ディスプレイ
ディスプレイの形状が非常に特徴的なノートパソコンとなっています。
通常の2 in 1 ノートパソコンというと、ディスプレイのヒンジ部分が360度回転したり、ディスプレイ自体が取り外し可能だったりすることが多いのですが、「HP Spectre Folio 13」はディスプレイの真ん中付近から角度が変わるデザインとなっています。
ノートパソコンとして使う場合にはディスプレイの開き角はそれほど開かない印象を受けます。
ディスプレイはベース部分に磁石で固定されていて、力を入れると真ん中付近で折り返すことができます。
このようにディスプレイは反転し、タブレットモードやメディアモードに変更することが出来ます。
タブレットモードへはそのまま折り返して閉じるだけです。パームレスト部分にも磁石で着くようになっていますので、パカパカしてしまうようなことはありません。
※ディスプレイは取り外し不可となっていました。
ディスプレイの解像度は1920×1080ドットのフルHD画質のIPS液晶が搭載されていて、非常にキレイで発色が良く視野角が広くなっていますので、縦にしても横にしても見やすいディスプレイとなっていました。
タッチ操作やアクティブペンに対応しているので、直感的な操作や紙に書くようにメモやイラストを直接画面に書くことが出来ます。
キーボード&タッチパッド
キーボードはアイソレーションタイプのテンキーレスキーボードが搭載されています。
2 in 1 ノートパソコンなのでキーストロークは短めとなっていました。このスリムさにストロークの長さを求めるのは難しいですね。
キーピッチは標準的なので、タイピングがしづらかったり、ミスタイプが多いということもありません。
キーの配列としては「Enterキー」のさらに右側に「Page up」や「Page down」などのキーが配置されている標準的なキーボードとは少し違う配列となっているので、はじめ「Enter」を押し間違えることはありましたが、これは慣れれば全く問題ないと思います。
タッチパッドはボタン一体型のタッチパッドが採用されています。
ボディカラーに合わせたブラウンのタッチパッドはワイドタイプで横方向に広いタッチパッドなので、操作がしやすいと感じます。
キーボードのタイピングをしていても誤ってカーソルが飛んでしまうということもなく程よい感度のタッチパッドとなっていると思います。
サウンド
スピーカーはキーボード面にBANG&OLUFSEN製のスピーカーが搭載されていて、迫力のサウンドを楽しむことができます。音量もかなり大きく上げることができます。
専用のアプリケーションソフト「HP Audio Control」を使えばイコライザー設定などでサウンドも好みに調整可能となっています。
インターフェイス
右側面にはUSB TYPE-Cポートが2ポート
左側面にはUSB TYPE-Cポートが1ポートとヘッドフォン・マイクコンボジャックが搭載されています。
必要最小限のインターフェイスとなっていますので、周辺機器への接続では少し不自由なこともあるかもしれません。
ベンチマーク
PCMark 10
Essentials | 6780 |
Productivity | 5398 |
Digital Content Creation | 2008 |
CINEBENCH R15
CrystalDiskMark
PCMarkやCINEBENCH、CrystalDiskMarkで「HP Spectre Folio 13」の性能について数値化してみました。
搭載されているCPUのインテル Core i5-8200Yプロセッサーは省電力版のCPUになりますので、処理性能の高さはそれほどではありませんが、ストレージの読み書き速度の非常に高速となっていますので、普段使いではとても快適に使うことができる性能となっています。
HP Spectre Folio 13 レビューのまとめ
HP Spectre Folio 13の最大の特徴は高品質なレザーを外装に使ったデザインでしょう。そのレザーは手触りもよく、所有感も満たしてくれる高級感のある2 in 1ノートパソコンとなっています。レザーは長年使うことでより味わいが出てくると思いますのでそういった部分も楽しみですね。
性能面では、普段使いや外出先での使用ではとても快適に使える性能と、画質のきれいなディスプレイが搭載されているので動画視聴なども快適。アクティブペンも使えるのでクリエイティブな作業もこなせます。また、サウンドも迫力のサウンドとなっているので映画や動画などを見るときにもとても快適。
少し残念な点としては、インターフェイスがUSB TYPE-Cポートのみしか搭載されていないので、USBマウスやプリンターにつなぎたい場合など周辺機器への接続面では変換アダプタが必要となる点やノートパソコンとして使うときのディスプレイの開き角がやや狭めな点、ディスプレイを折り返してタブレットとして使った時、スリープモードに入ってしまうと、ディスプレイを開かないとスリープ解除できなかったのでその点は少し残念かなと思いました。
2 in 1ノートパソコンとして外出先や自宅でも自由な使い方をしたい方にとっては手軽さやバッテリー駆動時間、デザインなどはとても魅力的なモデルとなっていると思います。特に外出先で使えば絶対に目立つほかのノートパソコンにはないデザインとなっていますので、デザインにもこだわりたい方にはとてもおすすめのモデルだと思います。
商品の詳細はこちら⇒HP Spectre Folio 13
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