【実機レビュー】 Lenovo ThinkPad P1 Gen3 | 高性能だけどスリムなクリエイター向けノートPC

Lenovo(レノボ)レビュー

レビュー機 ThinkPad P1 Gen3のスペック

レビュー機のスペックをチェックしていきます。

レビュー機 Lenovo ThinkPad P1 Gen3 製造・建築3次元CAD & 解析/CAE向けパフォーマンスモデル
価格 販売価格 507,980円
クーポン価格 367,532円(税込・送料無料) ~
OS Windows 10 Pro 64bit
CPU インテル Core i9-10885H プロセッサー
メモリ 16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM
ストレージ 512GB SSD,M.2 PCIe-NVMe
グラフィックス NVIDIA Quadro T2000
ディスプレイ 15.6型 UHD液晶 3840×2160 600nit
光学ドライブ なし
質量 約 1.7kg (カタログ値)

ThinkPad P1 Gen3の中でも最上級グレードのモデルですが、さらにCPUはXeon W-10885Mが、ディスプレイはOLEDが搭載可能です。LTEも搭載可能。

Lenovo ThinkPad P1 Gen3 公式サイト

ThinkPad P1 Gen3 レビュー

デザイン

ビジネス向けのノートパソコンのThinkPadシリーズはブラックを基調としたシンプルなボディが特徴的なモデルです。本体は柔らかい肌触りのシリコンのような感じのコーティングがされています。

トップカバーをよく見てみると綾織のカーボンのようなデザインがあしらわれています。

底面部分はブラックのボディとなっています。

従来のThinkPadシリーズらしいデザインのボディにアクセントとなるトップカバーのデザインが加わり、より高級感を感じられるデザインとなっていると思います。

ディスプレイ

ディスプレイは4K画質の超高解像度液晶で表面は非光沢となっています。

4K動画をみたりデジカメ写真を見るときにとてもきれいな映像を楽しむことができる、非常にきれいなディスプレイです。

キーボード&タッチパッド

キーボードはさすがThinkPadシリーズという、指にフィットするキートップと打ち心地の良さで、ノートパソコンの中では一番タイピングのしやすいキーボードではないかと思います。

タイピングがしやすいキーボードですが、さらにテンキーレスのキーボードなので、ホームキーに手を置いたときにディスプレイの真ん中に両手の真ん中が来るので、長時間のタイピングがとても楽です。

真ん中の赤いのは「TrackPoit」というマウスの変わりとなるポインティングデバイスで、マウスを使いづらいシーンではタッチパッドと同様に便利に使えるデバイスとなっています。

タッチパッドはシンプルなボタン一体型のタッチパッドで、キーボード側についているボタンはTrackPointを使用するときの左クリックとスクロールボタン、そして右クリックとなっています。

インターフェイス

右側面にはUSB Type-Aポートが2ポートとSDカードスロットが搭載されています。

左側面には電源ポートとUSB Type-Cポート、HDMIポート、音声入出力が搭載されています。
Type-CポートはThunderbolt3にも対応しています。

インターフェイスは必要十分なポートで通常使う分には問題なさそうです。

電源アダプター

Quadro T2000という高性能なグラフィックカードが搭載されているので、容量も170Wと大きめの電源アダプターが採用されています。

電源アダプターのサイズは少し大きめです。

ベンチマーク

CINEBENCH R23

Core i9プロセッサーを搭載しているので、CINEBENCHのスコアはとても高いですね。

CrystaldiskMark

ストレージはNVMe SSDが搭載されているので、読み書き速度が非常に速くなっているのも魅力的なポイントです。

ファイナルファンタジー

レビュー機に搭載されているグラフィックカードは「NVIDIA Quadro T2000」というクリエイター向けのグラフィックカードで、あまりゲームには向いていません。

スコアも同じ価格帯のゲーミングノートPCの方が高いので、ゲームをするならゲーミングPCがおすすめとなります。

ドラゴンクエスト X

ドラゴンクエストは比較的軽めなので4K画質にしても快適に動きますね。

ThinkPad P1 Gen3 レビュー まとめ

ThinkPad P1シリーズはクリエイター向けの為のモバイルワークステーションの中でも高性能なスペックが搭載された本格的なクリエイター向けノートパソコンとなります。

ラインナップはスタンダードの他に「医療系デジタルイメージングエントリー」と、今回のレビュー機「製造・3次元CAD&解析/CAE向けパフォーマンス」という3種類展開となっていてさらに購入時にカスタマイズすることで、インテル Xeonプロセッサーや有機EL液晶、LTEなどが搭載可能となっています。

非常に高性能なパーツで構成することができるプロ向けのモデルで、実際に使ってみても全ての性能を試すことはできませんでしたが、とにかく処理が速いくてサクサクとした使用感でした。

これだけ高性能なスペックが搭載されているのに、重量は約1.7kgで、本体の厚みも18.4mmと非常にスリムなのは驚きです。

外出先でもクリエイティブな作業をこなしたい方にとてもおすすめです。

Lenovo ThinkPad P1 Gen3 公式サイト

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