Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen9をお貸りしたので実機レビューしていきたいと思います。
Lenovo ThinkPad X1 CarbonはどんなPC?
Lenovo X1 Carbon Gen9は、MIL規格という厳しい耐久性や品質チェックをクリアする堅牢性が評価されて、様々な現場で採用されているLenovoのThinkPadシリーズの中でもカーボン素材を使うことで、軽量でコンパクトなボディを実現し、持ち運びしやすい14.0インチのモバイルノートパソコンです。
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen9のスペック
レビュー機のスペックを紹介します。
レビュー機 | Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen9 |
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価格 | 販売価格 330,880円 クーポン価格 204,380円(税込・送料無料) ~ |
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | インテル Core i7-1165G7 プロセッサー |
メモリ | 16 GB LPDDR4X-4266 SDRAM オンボード 4266MHz |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 PCIe-NVMe, Gen4, OPAL対応 |
グラフィックス | CPU内蔵 (インテル® Iris Xe グラフィックス) |
ディスプレイ | 14.0" WUXGA IPS 光沢なし LED バックライト ブルーライト軽減 1920x1200 |
光学ドライブ | なし |
質量 | 1122g(レビュー機の実測値) |
ベンチマークテストの結果
【CINEBENCH R23】
【CrystaldiskMark】
【PassMark】
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen9のレビュー
ThinkPad X1 Carbon Gen9のデザイン
Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen9は、その名の通りカーボン素材を使用したボディが特徴のモデルで、ブラックを基調としたデザインと、軽量で肌触りの優しい筐体が魅力的なモバイルノートパソコンとなっています。
ディスプレイの額縁が狭くなっているので、従来の14.0インチノートPCよりもさらにコンパクトになっているのが手に取ってみるとよくわかります。重量も非常に軽量で、実際に測ってみると1122gという非常に軽い重量を実現しています。
1122gのボディは片手でも軽々持つことができる軽さなので、自宅内での移動はもちろんカバンの中にいつも入れて持ち運ぶことも可能なサイズですね。
筐体は全体的にブラックとなっていますので、シンプルで使いどころを選ばないデザインと言えるでしょうか。
ThinkPad X1 Carbon Gen9のディスプレイ
ディスプレイが180度まで大きく開くのがとても使いやすい特徴となっています。普通のノートPCよりも大きく開くので、様々なシーンで使いやすいディスプレイとなっています。
ディスプレイのアスペクト比(縦横の比率)は従来の「16:9」ではなくて「16:10」となっているのも違う点で、今までよりも縦方向が広くなったので、インターネットのページが見やすくなっているのが特徴です。ブログの更新なんかもしやすくなっています。
解像度は1920×1200ドットで、表面は非光沢の見やすくて色合いもよいディスプレイとなっています。
ディスプレイの設定が標準では150%設定になっていますが、個人的には125%ぐらいがちょうど良さそうなので、125%で使用していました。
ディスプレイの設定で100%に設定すると、ディスプレイを広く使えていいのですが、文字が小さくなりすぎてしまって見づらく感じました。
私はこのサイズが丁度よいと感じる設定でした。
推奨の設定ですが、少々表示範囲が狭くなるので文字が見づらくなければ125%設定がおすすめではないでしょうか?
ThinkPad X1 Carbon Gen9のキーボード&タッチパッド
ThinkPadシリーズはノートPCの中でもキーボードの打ち心地が非常に良いのが特徴ですが、レビュー機のThinkPad X1 Carbon X1 Gen9も打ち心地の良いキーボードとなっていました。
ThinkPadシリーズのキーボードは指にフィットするオリジナルのキートップが採用されているので、ブラインドタッチをするときに、指にフィットしてタイプミスも少なくタイピングしやすいキートップとなっています。
キーストロークは薄型化の影響で従来よりも短めになっていますが、打ち心地の良さは悪くありません。
ThinkPadシリーズのキーボードはキー配列が一部特殊で左側のCtrlキーとFnキーが入れ替わっていたり、右側の主に記号に使われるキーのサイズが少し小さくなっていますが、こちらは慣れれば全く問題なく使えると思います。
また、ThinkPadシリーズのキーボードには「TrackPoint」という赤いポッチがキーボードの真ん中に配置されていて、そちらでもマウス操作ができるのが特徴となっています。ほとんどの場合はタッチパッドを使うと思いますが、ホームキーから両手を離さないでマウス操作ができるので、使いなれると非常に便利なポインティングデバイスとなっています。
ThinkPad X1 Carbon Gen9を使ってみて思ったのは「タッチパッドが非常に操作しやすい!」ということでした。少し大き目のタッチパッドは非常に滑りも良く感度も良いタッチパッドですが、キーボードを使っているときには誤作動を全くしない使いやすいタッチパッドだと感じました。
ThinkPad X1 Carbon Gen9のインターフェース
ThinkPad X1 Carbon Gen9は非常にスリムで軽量なボディとなっているので、インターフェイスはやや少なめとなっていますが、USB Type-Cポートが合計2ポート、USB Type-Aポートが合計3ポート搭載されているので、使い勝手は悪くないとおもいます。
無線LANは最新のWi-Fi6に対応していますし、モデルによってはカスタマイズでLTEを搭載することも可能となっています。
ThinkPad X1 Carbon Gen9のレビュー まとめ
ThinkPad X1 Carbon Gen9は、従来よりも軽量でコンパクトなボディとなっている14.0インチのモバイルノートパソコンです。
1122gという非常に軽量なボディと、シンプルなデザインのボディでどこにでも持ち運びがしやすいのが魅力的なモデルとなっています。
ThinkPad X1 Carbon Gen9はMIL規格という米軍調達基準に準拠する耐久性や、厳しい品質チェックをクリアする堅牢性の高いボディが魅力なモデルなので、毎日の持ち運びでかかるストレスはビジネスユースでの激しい使い方でも安心して使うことができる点も魅力です。
従来のディスプレイよりも画面が見やすい「16:10」のアスペクト比を採用したディスプレイで、見やすくて作業効率の良いディスプレイとなっています。
スペックはCore i7-1165G7プロセッサーという高性能なCPUと、読み書き速度の非常に速いNVMe SSDが搭載されているので、サクサクとした使い心地で、ストレスなく作業をこなすことができる性能となっています。
OSは新しいWindows11を搭載することも可能となっています。
ThinkPad X1 Carbon Gen9は幅広いカスタマイズ項目も魅力のモデルで幅広い現場のニーズにこたえることができる点も魅力ですね。
毎日安心して持ち運べる堅牢性の高いビジネス向けノートパソコンをお求めの現場に非常におすすめのモデルだと感じました。
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