ノートパソコンと一言でいっても、標準的なノートパソコンからタブレットPCと言われるコンパクトなモデルまで様々なスタイルのモデルが販売されています。
ここでは日常の作業などで使いたいベーシックなノートパソコンを購入する際のスペックについて私の経験をもとに書いていきたいと思います。
激安のノートパソコン
モデルによっては3万円弱でも15.6インチのノートパソコンを購入することができる時代になりました。
少しでも安くノートパソコンを買いたいという気持ちはだれでも同じだとおもいますが、3万円のノートパソコンと10万円のノートパソコン、何が違うのでしょうか?
一言で言うと処理速度が違います。処理速度を決めるメインのパーツはCPUというパーツです。3万円のノートパソコンに搭載されているCPUはCeleronというモデルが、10万円ほどになってくるとCore i7というCPUが搭載されています。
処理速度は体感できる速さにつながりますので、Celeronプロセッサーを搭載したモデルのほうがどうしても遅くなります。
それでは3万円のノートパソコンは使えないか?と言えばそんなことは決してありません。インターネットやメール、動画サイトなどは十分使える性能となっています。
しかし、日々使っていくと様々なアプリケーションをインストールする機会があり、最初こそ遅さを感じなかったノートパソコンもだんだん遅くなっていってしまうものです。
それではどんなスペックを搭載したモデルならそれほど遅くならずに長く使えるのでしょうか?
私のおすすめのスペックを紹介したいと思います。
CPUはインテル Core i3以上がおすすめ!
ノートパソコンに限らず、全てのPCにはこのCPUと呼ばれる計算処理をするチップが付いていますが、CPUを購入後に遅いからと言って簡単に交換することはなかなかできないので、購入時には、使い方などをよく考えて選ぶ必要があります。
最近のCPUはインテルのCeleronやAMDのCPUでも2コアや4コアになっているモデルもありますので、一昔前に比べれば性能も高く使い方によっては十分に動作すると思いますが、近年のソフトウェアやWebサイトなどは、負荷が高くなっている傾向がありますので、長く使うことを考えると余裕のあるインテル Core i3以上のCPUを搭載することがおすすめです。
さらに上位モデルのCore i5以上ならターボブーストテクノロジーに対応していますので、さらにサクサク動きますので、動作を軽くしたいならCore i5にするのもとてもおすすめです。
メモリは4GB以上、予算に余裕があれば8GBを
最新のBTOノートパソコンは標準で4GB以上を搭載しているモデルがほとんどですのであまり心配はいりませんが、最安モデルなどはメモリが2GBになっていることもありますので一応確認しておいた方が良いと思います。
おすすめは8GBで、通常の動作から少し軽快に動作するようになります。
メモリは、購入後に自分で増設することが出来るモデルもあります。自分で増設すれば、購入時にカスタマイズするよりも安くすることが出来ますので、自分で増設してもよいかもしれません。自分で交換した場合はメーカー保証の対象外となったりしますので自己責任となるので、自信のない方は購入時にカスタムしておきましょう。
Ultrabookなどは自分で増設できないモデルがありますので、その場合は購入時にカスタマイズする必要があります。
ストレージはSSDがおすすめ
ベーシックなノートパソコンですと記憶装置(ストレージ)にはハードディスクが採用されています。ハードディスクでも十分に動作はしますが、最近のモデルではSSDという読み書き速度の非常に速いストレージも出ていますので、よりサクサクとした動作を求める方でしたらSSDを搭載したモデルがとてもおすすめです。
また、SSDはHDDよりも振動や衝撃に強い特性がありますので、ノートパソコンにはぴったりのカスタムです。
【スペックまとめ】
以上のことから長く使えるノートパソコンにとって最低限搭載してほしいスペックは、インテル社のCore i3プロセッサー以上のCPUと4GB以上のメモリを搭載したモデルがおすすめで、予算に余裕があればSSDを搭載するとより快適に毎日使うことができるのでおすすめ!となります。
勝手なことを書いてきましたが、少しでも快適に使えるノートパソコン購入のお役に立てれば幸いです。
最終更新日:2018.11.07
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